熊本地震復興支援活動報告 5

益城町でのクリスマス

12月22~23日、今回は、片柳神父とカトリック宇部・小野田協働体の信徒総勢16名が、熊本地震の被災地、益城町にクリスマス・プレゼントを届けに行きました。22日は、木山仮設団地の仮設住宅で、まず、神父と信徒8人がプレゼントの袋詰めをしました。プレゼントの中身は、宇部銘菓、ホカロン、文房具、日めくりカレンダー、そして教会の皆さんが真心を込めて書いたクリマス・カードです。熊本YMCAが管理・運営する木山仮設団地の220戸と木倉仮設団地の151戸にお住まいの皆さんにお配りしました。23日はさらに、カトリック宇部・小野田協働体から7人が駆け付け、総勢16人が5つのグループに分かれてプレゼントを配って歩きました。一軒一軒、ご挨拶しながら回って歩きましたが、山口から来たと言うと興味を持たれる方も多く、話が弾みました。中には、一人暮らしで、電気もほとんどつけずに暮らしているというご高齢の方もいらっしゃいました。23日は、仮設住宅の集会所で行われている「おしゃべりカフェ」にも参加させていただきました。午後からは、益城町の情報交流センター「ミナテラス」で、片柳神父によるマザー・テレサの言葉についての講演、少し離れた御船町のスポーツセンターでは、マザー・テレサ写真展も開催されました。
およそ4万件の家屋が全半壊の被害を受け、4,303戸の仮設住宅と12,117戸のみなし仮設住宅(12月14日現在)で、数万人の皆さんがクリスマスとお正月を迎えることになりました。皆さんの心の痛みは計り知れません。これからも、祈りつつ、できる限りの支援活動を続けてゆきたいと思います。

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