ミサ朗読について
わたしと共に 目を覚ましていなさい
マタイ 26:38
わたしと共に 目を覚ましていなさい
マタイ 26:38
しかしながら、この習慣が時代とともに難しくなり、だんだん早い時間になりました。60年前頃までには、土曜日の朝から始まって、栄光の賛歌が午前9時から10時頃に歌うことになっていました。それはやはり、史実とあまりに違うため、昔のままに戻ることに決まりました。サン・ピエトロ大聖堂などでは、最近まで、昔のように0時から始めていましたが、教皇たちの健康状態などによっては、少し早くなりました。そして、全世界の信者たちが、もっと簡単に、復活徹夜祭に与ることができるように、暗くなってからなら行える許可が出ました。言うまでもなく、時間はそれほど大切なことではありません。けれども、暗くならなければ、徹夜祭の最初の部分『光の典礼』の意味が、ずいぶん失われます。
とにかく、一番大切なことは、出来る限り復活徹夜祭に与ることです。信者たちが時々、復活祭をそんなに大事にしないのは、その徹夜祭を軽視した結果です。どうしても参加できない場合は、家で典礼を読み、全世界で祝っている信者たちと心を合わせましょう。聖木曜日(最後の晩餐=ご聖体の秘跡の制定)と聖金曜日(キリストの御受難と死)も、教会で皆と一緒に記念することができなかった場合は、ひとりでも記念しましょう。それは、私たちの信仰の中心であるキリストの救いの神秘を悟るために、どうしても必要です。
このペトロの説教(パウロも同様)は、キリストの復活から始まります。使徒たちにとって、信仰の始まりと基礎であります。ご復活節のミサ朗読では、同じような始まりで、たくさんのペトロとパウロの説教があります。
キリストは復活によって、新しい命にお入りになったように、私たちも新しい命を、神の子どもとして生きていなければならないと教えてくださいます。
この福音書の朗読では、聞いている人が前後の内容もわかっているものとして、一部だけが書かれています。10節から終わりまで読み続けてください。
さらに詳しくは、前述の通り、書籍『キリストへの新しい道』P.296 からを参照してください。 または、4つの福音書をひとつの話にまとめて、十分な説明を加えた本もあります。
(文:キリストバル・バリョヌェボ神父)
書籍『キリストへの新しい道』
著:キリストバル・バリョヌェボ神父
書籍『主日の聖書解説』
著:雨宮慧神父
毎週 主日のミサ で使われる冊子で、ミサで朗読される聖書箇所も書かれています。オリエンス宗教研究所 から発行されており、数週先のものまで各教会に置いてありますので、お近くのカトリック教会にてお求めください。