復活の主日(2015.4.5)

ご復活の大祝日

御復活は、一年のうちで最高の祝日です。結局、聖パウロが言うように、私たちの信仰は、キリストの復活にかかっています。その祝いが、復活の聖なる徹夜祭です。日曜日の御ミサは、その徹夜祭の継続にすぎません。したがって信者たちは昔から、日曜日の0時から始めて、夜中じゅう聖書の朗読と祈りと聖歌をもって過ごし、夜明けに「天のいと高きところには神に栄光」(栄光の賛歌)と、オルガンとともに歌い、鐘を鳴らして、キリストの復活の時を祝っていました。

しかしながら、この習慣が時代とともに難しくなり、だんだん早い時間になりました。60年前頃までには、土曜日の朝から始まって、栄光の賛歌が午前9時から10時頃に歌うことになっていました。それはやはり、史実とあまりに違うため、昔のままに戻ることに決まりました。サン・ピエトロ大聖堂などでは、最近まで、昔のように0時から始めていましたが、教皇たちの健康状態などによっては、少し早くなりました。そして、全世界の信者たちが、もっと簡単に、復活徹夜祭に与ることができるように、暗くなってからなら行える許可が出ました。言うまでもなく、時間はそれほど大切なことではありません。けれども、暗くならなければ、徹夜祭の最初の部分『光の典礼』の意味が、ずいぶん失われます。

とにかく、一番大切なことは、出来る限り復活徹夜祭に与ることです。信者たちが時々、復活祭をそんなに大事にしないのは、その徹夜祭を軽視した結果です。どうしても参加できない場合は、家で典礼を読み、全世界で祝っている信者たちと心を合わせましょう。聖木曜日(最後の晩餐=ご聖体の秘跡の制定)と聖金曜日(キリストの御受難と死)も、教会で皆と一緒に記念することができなかった場合は、ひとりでも記念しましょう。それは、私たちの信仰の中心であるキリストの救いの神秘を悟るために、どうしても必要です。

※ ご復活について、もっと知りたい方は、4つの福音書の話がどういうふうにひとつになるか、書籍『キリストへの新しい道』P.296 からを参照してください。

第一朗読『使徒たちの宣教』

使徒言行録 10:34a、37-43

このペトロの説教(パウロも同様)は、キリストの復活から始まります。使徒たちにとって、信仰の始まりと基礎であります。ご復活節のミサ朗読では、同じような始まりで、たくさんのペトロとパウロの説教があります。

第二朗読『使徒パウロのコロサイの教会への手紙』

コロサイ 3:1-4

キリストは復活によって、新しい命にお入りになったように、私たちも新しい命を、神の子どもとして生きていなければならないと教えてくださいます。

福音朗読『ヨハネによる福音』

ヨハネ 20:1-9

この福音書の朗読では、聞いている人が前後の内容もわかっているものとして、一部だけが書かれています。10節から終わりまで読み続けてください。

さらに詳しくは、前述の通り、書籍『キリストへの新しい道』P.296 からを参照してください。 または、4つの福音書をひとつの話にまとめて、十分な説明を加えた本もあります。

  • 合併版 聖福音書 1994/6/15 著者:フェデリコ・バルバロ
  • 福音書の世界 1976/12 著者:フェデリコ・バルバロ)

    (文:キリストバル・バリョヌェボ神父)

参考文献

書籍『キリストへの新しい道』
著:キリストバル・バリョヌェボ神父

書籍『主日の聖書解説』
著:雨宮慧神父

冊子『聖書と典礼』について

毎週 主日のミサ で使われる冊子で、ミサで朗読される聖書箇所も書かれています。オリエンス宗教研究所 から発行されており、数週先のものまで各教会に置いてありますので、お近くのカトリック教会にてお求めください。