至急フランシスコ教皇様からの緊急の祈りの呼びかけ

フランシスコ教皇様が、すべてのキリスト教徒に対し、パンデミックの脅威に立ち向かうための世界一斉の祈りを呼びかけておられます。3月22日のアンジェラスの中で行われた呼びかけの全文をお送りしますので、ぜひご参加ください。概要は以下の通りです。

1回目 3月25日(水)正午(日本時間午後8時)に「主の祈り」を唱えましょう。
2回目 3月27日(金)午後6時(日本時間28日午前2時)から祈りのときを持ちましょう。

祈りの様子はYouTubeで中継されます。
夜中は難しいと思われる方は、各自で時間を工夫してお祈りください。祈りのつどいの最後に、全免償を伴う「ウルビ・エト・オルビ」の祝福が行われます。通常はクリスマスと復活祭にしか行われませんが、今回は非常事態ということで特別にこの祝福が行われることになりました。

兄弟姉妹の皆様

パンデミックの脅威に人類が怯えるこの困難な日々に、わたしは全キリスト教徒に対して、天に向かって共に声を上げるよう呼びかけたいと思います。諸教会の代表者とキリスト教共同体の指導者、そしてさまざまな教派のキリスト教徒たちが、共に全能の神に呼びかけ、わたしたちの主イエスが教えてくだった祈りを同時に唱えるのです。一日に数回、主の祈りを唱え、特に今週の水曜日、3月25日正午に一斉に主の祈りを唱えようではありませんか。多くのキリスト教徒が、聖母に対する御言葉の受肉の告知を思い起こすその日に、復活の主の勝利を祝うために準備しているすべてのキリストの弟子たちの一致した祈りを、主が聞き届けてくださいますように。この同じ意向で、今週の金曜日、3月27日午後6時から、聖ペトロ大聖堂前の壇上で、無人の広場を前にしてしばらく祈りのときを持ちます。どうぞ皆さん、さまざまなコミュニケーション手段を使って霊的に参加してください。神の言葉に耳を傾け、切なる願いをお捧げし、御聖体を賛美し、最後にわたしが、全免償の可能性を伴う「ウルビ・エト・オルビ」の祝福を与えます。

ウィルスによって引き起こされたパンデミックに対して、わたしたちは祈りの普遍性と、慈しみとやさしさでこたえたいと思います。一つに結ばれていましょう。最も孤独で疲れた人たちに思いを寄せましょう。医師や医療従事者、看護師、ボランティアたちに思いを寄せましょう。差し迫った手段を講じなければならない指導者たちに思いを寄せましょう。街の秩序を維持し、政府の指導が守られるよう努力している警官や兵士たちに思いを寄せましょう。すべての人に思いを寄せましょう。

全世界一斉の祈りの呼びかけ PDF ダウンロード