待降節第3主日 C年(2015.12.13)

喜びの主日について

冊子『聖書と典礼』の注釈に書いてあるように、この日曜日は「喜びの主日」と言われていました。それをあらわすために、ある国では紫色の祭服ではなくバラ色の祭服を使っても良いことになっています。熱心な待降節を行うならば、クリスマスの時に大きな喜びをいただけるでしょう。

第一朗読『ゼファニヤの預言』

ゼファニヤ 3:14-17

ゼファニヤの言葉が、直接にはあの時代のイスラエル人に対する言葉であったとしても、ごミサの時には、わたしたちに対する神様が与えてくださった言葉です。わたしたちに喜ぶように呼びかけておられます。

結局、わたしたちの教会は、新しいエルサレムであり、新しいシオンです。

第二朗読『使徒パウロのフィリピの教会への手紙』

フィリピ 4:4-7

何回も「喜びなさい」という呼びかけが繰り返されます。本当に暗記すべきところです。この言葉を通して、神から励ましをいただくように、時々思い出しましょう。

どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。 そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。

フィリピ 4:6-7

「広い心」という言葉の原文は、ひとつの言葉で翻訳するのは難しいです。確かに、「広い心」というのでは、少し足りないと思われます。原文の言葉は「やさしさ」「大人しさ」「穏やかさ」「寛容さ」「近寄りやすさ」など、すべてひとつの言葉であらわします。

福音朗読『ルカによる福音』

ルカ 3:10-18

いつものように、洗礼者聖ヨハネも主イエスもあの時代のあの社会でどういうことをしたら良いか具体的におっしゃいます。けれども、その具体的な内容よりも、そのことがあらわしている心を、わたしたちはいつでも解釈しなければなりません。結局、キリスト信者は、いつでも(物質的または精神的に)困っている人のことを考え、どうしたらよいかを考えていなければなりません。わたしたちは、自分のためではなく「他人」のために生きている人でなければなりません。

(文:キリストバル・バリョヌェボ神父)

民衆の前に現れたキリスト
Aleksander_Ivanov_-_The_Apparition_of_Christ_to_the_People_(PR)
Alexander Andreyevich Ivanov (1837-1857)

参考文献

書籍『キリストへの新しい道』
著:キリストバル・バリョヌェボ神父

書籍『主日の聖書解説』
著:雨宮慧神父

冊子『聖書と典礼』について

毎週 主日のミサ で使われる冊子で、ミサで朗読される聖書箇所も書かれています。オリエンス宗教研究所 から発行されており、数週先のものまで各教会に置いてありますので、お近くのカトリック教会にてお求めください。