新型コロナウィルスへの対応2

新型コロナウィルスへの対応2

2020年3月12日

宇部・小野田協働体の皆様

 全世界で新型コロナウィルスの感染が拡大し、国内でも次々と感染の事例が報告される中、白濱司教様が広島教区の新型コロナウィルス対応について3月11日付で新たな指針を出されました。
 宇部・小野田協働体では、3月11日晩、カトリック医師会の医師も招いて緊急の協働体委員会を開催し、司教様の指針を踏まえて今後の対応について協議しました。その結果、3月21日(土)までと決めていた公開のミサの中止を、4月4日(土)まで延長することに決めました。3月22日、29日の主日も、公開のミサはありませんので、ご注意ください。
 人命尊重の観点から社会全体が集会やイベントを我慢しているときであり、わたしたちも社会の一員としてその苦しみを共に担うべきではないか。高齢者や病気の方に、ミサへの参加を自分で判断するよう求めるのは負担が大きすぎる。小教区が責任をもって決めるべきではないか、などが決定の主な理由です。万が一感染が起こった場合、わたしたち自身だけでなく、わたしたちの身の回りにいる方すべての生命、特に高齢者や既往症のある方々の命を脅かすことになります。生命尊重の観点からの決定ですので、どうぞご理解ください。
 ミサ以外に関しては、前回お知らせした以下の指針を継続したいと思います。

  • 通夜、葬儀については、最小限の人数で、聖餐式を伴わない形で実施する。
  • 勉強会、十字架の道行などの集まりも中止する。
  • やむを得ない事情で少人数の集まりを行う場合、手洗い、アルコール消毒、マスク着用などを徹底する。

 主日のミサの再開については、「4月5日の受難の主日から、衛生的な感染防止対策を維持しつつ、小教区でのミサを再開」との白濱司教様のお言葉に従い、4月5日からを予定しております。
 繰り返しになりますが、日本のみならず、世界各地で感染が拡大し、死者も多数出ています。亡くなられた方々の魂の安息のため、感染された方々の一日も早い快復のため、医療従事者や感染拡大防止のために尽力しておられる方々のため、さまざまな困難や不便を耐えておられるすべての方々のために、心よりお祈りしたいと思います。感染拡大が一日も早く収束し、元の暮らしを取り戻すことができますように。

主任司祭・片柳弘史

配布資料

「司教様からの新しい指針」、「レクチオ・ディビナの勧め」、「新型コロナウィルス感染拡大にあたって聖母の保護を願う教皇様の祈り」、「新型コロナウィルス感染拡大の中でイエスに癒しを願う祈り」など、下記のリンクよりダウンロードできますので、どうぞお役立てください。