熊本地震復興支援活動報告 11

クリスマス会

12月22日、カトリック宇部・小野田協働体(宇部・北若山・高千帆教会)の信徒と司祭、計21名で、熊本県益城町にある木山仮設住宅団地を訪れ、被災者の皆さんのためにクリスマス会とプレゼント配布をさせて頂きました。熊本地震が発生した2016年以降、今年で3回目となる木山仮設住宅へのクリスマス訪問。現在、この仮設住宅には150戸350人の方々が生活しておられます。震災当初の220戸550人から比べると人数は減りましたが、まだまだたくさんの方が仮設住宅での生活を余儀なくされています。今年は、宇部、小野田の幼稚園の先生方もボランティアとしてたくさん参加され、仮設住宅集会所でのクリスマス会では、歌やトーンチャイムの演奏で会を盛り上げてくれました。クリスマス会の目玉は、人形劇によるクリスマスの物語。よく出来た人形と迫真のセリフに、皆さん夢中になって見ておられました。人形劇のクライマックスであるイエスの御誕生の場面では、表情豊かな人形が、クリスマスの喜びを伝えます。劇の後で、片柳神父がイエス様の御降誕の意味を説明しました。サンタの帽子をかぶった宇部・小野田協働体の聖歌隊の、主の御降誕を祝う美しい歌声も、仮設住宅に響き渡りました。クリスマス会が終わるとすぐに、各戸に配布するプレゼントのパッキング作業に入りました。今年のプレゼントは、手作りクッキーと山口銘菓の巌流焼、クリスマスカードなどです。準備を終えて、皆さんのお宅に向かうボランティアのサンタたちは、6班に分かれ、一軒一軒の皆さんとゆっくりお話ししながら配りました。木山仮設住宅では、現在150戸のうち40戸に独り暮らしのご高齢の方が住んでおられます。ボランティアのサンタたちが訪ねただけで、「久しぶりに人と話した」と言って大喜びして下さる方もいらっしゃいました。毎年の訪問や「フグ鍋の集い」のことを覚えていてくださる方も多く、あちこちで話が弾みました。また、サンタたちの後についてきた子どもさんが、仮設住宅に不慣れなサンタたちの道案内をしてくれました。
11月末現在で、熊本地震の被災による応急仮設住宅居住者は21,678人。そのうち5,763人の方々がこのような建設型仮設住宅で生活しておられます。大型の災害復興住宅が完成し、仮設住宅が解消されるのは2020年春以降になるとのこと。これからも、引き続き出来る限りの支援活動をしてゆきたいと思います。皆様も、どうぞ熊本を覚えてお祈りください。

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