マザー・テレサ列聖式とローマ・アッシジ・ルルド巡礼報告

9月4日、バチカンでマザー・テレサが列聖されました。列聖式には、カトリック宇部・小野田協働体からも片柳神父を含め5名が参加しました。列聖式の後、一行はローマからアッシジ、ルルドへも巡礼。旅の様子を、写真にてご紹介いたします。

列聖式当日は、全世界から約12万人の人たちがサン・ピエトロ広場に集まりました。日陰のない暑いなかでしたが、教皇フランシスコによる主司式、ラテン語のミサで厳かに執り行われました。列聖式終了後、教皇様は車に乗って広場を回り、巡礼者たちに祝福をお与えになりました。

ローマでは、カトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂の他にも、イエス・キリスト誕生のときの飼い葉桶が安置されているサンタマリア・マジョーレ教会や、ローマの城外にある、サンパウロ・フォリレムーラ教会も訪れました。

アッシジは、聖フランシスコが活躍したことで有名な街。中世の建物がとてもよく保存されています。聖フランシスコ大聖堂や聖クララ聖堂、アッシジの街の外、聖フランシスコが亡くなった場所にあるサンタマリア・デリアンジェリ教会へも行きました。
最後に訪れたルルドでは、19世紀半ばにマリア様が出現したと伝えられている洞窟(グロット)にお参りしました。三層構造の壮麗な教会が、グロットの岩の上に建てられています。

マザー・テレサとフランシスコは、本当の幸せが、自分のために富や名誉、権力をため込むことではなく、人々のために分かち合うことの中にあるということをはっきり教えています。ルルドで貧しい牧童に現れ、たくさんの病気の人たちのためにとりなしを行う聖母も、神がいつも貧しい人々、苦しんでいる人々と共にあることを証しているようです。大切なことを、はっきりと確認できた恵みの巡礼でした。神に感謝。皆さんのお祈りに感謝。

関連リンク